本を買い取りに出してみた

ジャンルを問わず、雑誌だろうが漫画だろうが気に行った物は手元に置いておきたい私でした。

本当に持っていなくてもよい。
というモノ以外は絶対に手離せないので、年数が経つにつれ、手放せない本が増えていくのは当然。
そして部屋のスペースも決まっている。
デッドスペースを探しては、何とか収納していた。

が、「あの日」私の部屋は大量の本により足の踏み場の無いジャングルと化した。
「あの日」とはH28.4月に起こった「熊本大地震」です。

ぎゅうぎゅう詰めの本棚は地震以前からとっくに限界だったのだろう。
14日の前震で空中分解して本棚の板と本が部屋中を支配していた。

最初の揺れとそれに続く余震がマシになった頃、片付けを始めた。
本はとりあえず段ボールや、壁際に積んだりして何とか部屋で寝られる状態をつくった。(16日にもっと大きな揺れがくるなんて誰も予想していなかったからです!)。

バラバラになった本棚は板の長さごとに紐で縛った。
組み立てられた状態だったら一人では持てないはずの本棚が一人で運べる大きさになっていた。

本棚に未練はないが何だか疲れた。そして16日、さらに強い揺れが襲ってきた。
以下14日と同じ繰り返し。
生活で精いっぱいの2ヶ月ぐらい?が過ぎた頃、積み上げた本の中に随分古い雑誌類を見つけ、「好きで捨てられなかった本か~」と思いながらも同時に、もう手元になくていいかも、この機会に【断舎利】?しよう! と・・・
決心したのはいいが、紐で縛ってゴミとして出すという事が出来ず手が止まった。
早くて簡単なのに・・自分で不要だと言いつつも、やっぱりそれなりに思い入れもあるモノ達。
だから探しました。
どんな物でも引き取ってくれるお店を。
車を持たない私は、買取りに来てくれる(値段がつかなくても引き取ってくれればいいと思い)お店を探した。
そして、ネットで見つけました。
場所は県外だけど、条件をクリアすれば着払いで引き取り、査定後、値がつけば買取り料金が出る、願ったり叶ったりのお店を。

人間って一度決心が付くと思い切りよく出す事が出来るものだな~と、気が付け段
ボール4箱。
数にして500点近い本と雑貨を段ボールに詰めていた。
本当に80年、90年、2000年初頭の古い雑誌に値が付くのか?つかない場合は送料を請求されるのではないかと思いながら過ごしました。

結果、1万ちょっとの値段がつき、逆にビックリです。

ゴミとして捨てずに買い取りに出して良かったと思いました。
ちょっとだけスッキリした部屋を見ながら、自分にとって必要がなくなっても、誰かが必要としてくれる。その事が嬉しかった。

今ではゴミ置き場にある本を見ると「もったいない!私なら売るのに。どんなに安くても必要な人がいるかもしれないのに」と思いながらその場を離れます。
もし、捨てようと思っている物がある人は一度買い取りを考えてみて下さい。
貴方にとっての不要な物が、誰かの大切な品になるかもしれません。